センター試験の数学対策で何をやって良いか分からず迷っている人がいると思います。
過去問を見ても分かるように分野はそれほど変わりませんが、実際に点数につながる勉強方法は分からない、どうしてもつまずくところが出てくる、そんなところでしょう。原因はいくつかあります。その大きな要因の1つには、図形の基礎知識があります。
数学苦手な高校生に抜けていること
学校でも平面幾何をやっていると思いますので基本的なことはできていると思います。
というか高校の教科書にある図形の知識は頭に入れておくというのは基本ですね。
ですが、おろそかにしすぎていることがあります。
それが中学校の図形です。
大学入試の本試験で範囲が数学A、Ⅱ、Bとなっているところがありますよね。
あれは当然数学Ⅰは履修しているという前提で範囲が指定されています。
何故なら、数学Ⅰは高校の必修単位だからです。
当然ながらセンター試験の数学も中学の数学は知っているものとして出題されます。
これを忘れていると痛い目に遭うことが結構あります。
実際、中学の図形の知識は毎年センター試験で使うように問題が作成されています。
ここを基本通りやればすんなり進むのですが、引っかかっている受験生がおおいですね。
そこで、センター試験受験の注意点をもう一度確認しておきましょう。
直前にやった方が良いのですが、普段の勉強でも、対策の時点でも意識しておいた方が良いです。
直前にも読み直して下さい。
センター試験の数学で最も大切なこと
センター試験の数学で一番大切なことは、
誘導に乗ること。
これができないとセンター数学は難問です。
良いですか?
誘導に乗れるかどうかで問題の難易は大きく変わってきますよ。
これさえできれば、
図を描く。
条件は全て使う。
という基本をしっかり抑えれば大丈夫です。
(教科書の公式くらいは覚えているということが前提です。)
特に、図をわざと外してあるセンター試験では、中学の幾何は重要となります。
これを見て、中学の図形を復習しない人は、
普段から意識している受験生か、
余程のうねぼれ屋さんか、
センター試験では数学を捨てている人か、
センター試験を記念受験としているか、だと思います。
相似、と円の性質は見直しておくことをお勧めします。
「面積比体積比」は重要です。
高校の教科書にもあるから基本はしっかりおさえておきましょう。
もちろん基本的な用語、基本的な作業共にです。
解答の際に行き詰まったら、使っていない条件はないか、全ての条件を使うように、見直して下さい。
できる限りを尽くしたら、後は、天命を待ちましょう。
今は数学が苦手でセンターで高得点は無理だとあきらめかかっている人も、
最後まであきらめずやり抜いて、悔いは残さないようにしましょうね。
来年も入学試験はあるだろうから、浪人を経験したい人は別ですけどね。
焦ってはダメですが、ほどよい緊張感の中の対策は大きいですよ。
みんなよく頑張っていると思います。
結果に出ないのはあなたのせいじゃないんです。
数学の勉強方法がちょっと違っているだけなんです。
まだまだ結果が出ずに悩んでいる人もいると思いますがそれで良いんです。
余裕を持ちすぎて当日失敗するより、上向きの調子で受験する、センターをほどよいピークにもっていけば良いんですよ。
本試験がある人はその後気合いで乗り切る。(笑)
続けてみないと分からないこともたくさんあるのです。
先ずは教科書の基本からやり直しておきましょう。
数学Ⅰは全ての単元に必要な知識ですので、数学Ⅰは手を抜かず復習しておきましょうね。
数学Aは選択になりますが、数学ⅡBも受験する人は図形(幾何)関係はベクトルでも活躍しますので中学の「相似」からやり直しておきましょう。
高校での幾何は大した情報量ではありません。
詳しくやると多く見えますが、参考書などはページ数を増やすためにいろいろな問題を取り上げます。笑
「私には無理」
と思う前に、教科書の基本だけでも見直しておいてください。
きっと役に立ちます。
これらのセンター対策のページも参考にして下さい。